Note Book 
No.16

 ニッセの万博日記  

こんにちは、ニッセです。
味噌カツ・手羽先・あんかけスパゲティーと何かと話題の名古屋ですが、3月25日から愛・地球博が開催されています。
地元住民としては、長年の紆余曲折を経てやっと実現した万博とあって少し感慨深いものがあります。
もともとイベントには腰の重い我が家が初日に万博へ出かけるというのは、ほとんど奇跡に近い出来事です。初日に出かけるきっかけとなったのは、この日、佐渡裕氏率いる、EXPOスーパーオーケストラの演奏会があるというニュースを聞いていて是非どんな音がするのか聞いてみたいということからでした。


バッテリーで走るグローバル・トラム
歩く速さと同じくらいゆっくり走ります。


大混雑のリニモ乗り場(内覧会の日)

1ヶ月前に予約の方法が新聞に載っていたので、予約時間開始と同時にコンサートとトヨタ館を予約しました。アクセスが殺到するのかと思い、9時ぴったりにアクセスしましたが、ほとんど一番乗りのような状況でちょっと拍子抜けしたような感じでした。きっと1ヶ月前はまだ予約などの方法が情報として伝わっていなかったのかもしれません。
偶然内覧会のチケットをいただき、並ばずに人気パビリオンに入れるかと思い大喜びで主人だけが出かけました。
これが全く予想外に混雑しており、リニモに並ぶこと1時間ゲートをくぐるのに1時間、まだ外国パビリオンも開いていないところもあり、へとへとにつかれた一日となりました。
初日は少なくとも内覧会の2倍の人出(10万人以上)の予想があったので、万博対策を考えなければなりません。
リニモに並ぶにのが大変だと思い、我が家は朝7時30分に家を出発することにしました。
また内覧会で混んでいて食事に時間がかかったので、ちょっと贅沢にクイーンアリスで食事を予約してここでゆっくるすることに決めました。
当日いつも当たらない天気予報はばっちり当たり、春だというのにどんよりとした厚い雲に覆われ、小雪が舞い散る一日となりました。
こんな天気ならいつもならきっとお出かけしない我が家ですが、今回は予約がとってあったので、覚悟を決めての出発です。
リニモの誘導も順調でなんだか気分はちょっとわくわくします。

国際赤十字パビリオン
北ゲートに着いて並んでいると、雪が降り始めましたが、何台も行き交うヘリコプター 
の騒音がかえって気持ちを高揚させます。どうしてもゲートをくぐるのに時間がかかるのですが、ここは諦めて並びました。(日陰ではあまりの寒さに足先の感覚が無くなりそうでした)
やっと入場できてほっとしましたが、とりあえず娘のリクエストである、国際赤十字パビリオンに行くことにしました。
ここはMr.Chiidrenの桜井さんのビデオメッセージと「タガタメ」に載せてのマインド・シアターがあります。
なんだか高校の文化祭のような雰囲気もあってなんだか心が洗われる様な感じがします。
続いてアメリカ館を見学して11時に食事を予約してあったので、クイーンアリスへ向かいます。万博メニューとなっており、器は和風に見立ててありました。
石鍋シェフもお見えで、もちろんおいしゅうございました。


クイーンアリスの入り口


アメリカ館

IMTSの運転席にはモリゾーが載っていました。
次はお目当てのコンサートです。
EXPOへ移動するのにはモリゾーが運転(?)するIMTSに載ります。運良くすいていて、圧縮天然ガスで走るので空気が綺麗でなかなか気分が良いです。


ロシア館で展示されていたオブジェ
コンサートが始まるまでロシア館・ベルギー館(芸術映画)・北欧館(木のループ)などを見学。
予想外にロシア館は内容が濃かったと思います。
特にロシアの鉱物が美しくて感激しました。

中米共同館の民族衣装には綺麗な刺繍がありました。


ロシアの織物


これみんな鉱物なんです。

ライティングがとっても綺麗でした。

とても石だとは思えません。
さて2時からコンサートが始まります。
この寒さで膝掛けの貸し出しもあり、菜の花も寒そうでした。
残念なことにお客さんが半分程度(1500人ぐらい)しか埋まっていなくて、本当にもったいないと思いました。
2月上旬の寒さで半野外型ホールでは、演奏する人は本当に大変だったと思います。
メンバーもコートを着て演奏という異例の事態となりました。
とても素敵な演奏でしたが、特にクラッシック(楽器・音響設備など)の演奏会は自然と共存するのはなかなか難しいという問題点が残ったように思われます。
でも滅多に聞けないスーパーオーケストラの音が聞け、佐渡裕氏のパフォーマンスが見られてとっても良い思い出となりました。

コンサート会場ではステージを暖かくするため、
ライトが低く下がっていました。

人気の長久手日本館
一段と冷え込んできましたが、次に予約してあるトヨタ館に行くために、キッコロゴンドラに乗りました。これまたすぐに乗れてキッコロゴンドラから赤い屋根の「サツキとメイ」の家を見つけての楽しい空中散歩となりました。
トヨタグループ館を予約をしてあるといってもやはり30分ぐらい並んだと思います。
なかなか気合いの入ったパフォーマンスショーでトランペットを演奏するロボットには、なんだか感動してしまいます。未来予想図がここにあるようで、ひょっとして30年後はロボットと共生しているのかと錯覚してしまうような、空間でした。今回の万博は、ペットボトル・弁当の持ち込み禁止や荷物チェックなど、いろいろな点で問題があります。
しかし実際には大きなイベントでのテロとの可能性を避けて通れない現実もあり、これからもっと、生きにくい時代へと進んでいくような気がします。
生きにくい時代だからこそ、今回の万博が、これからの地球についてみんなが知恵を出し合って考えていくきっかけにならば何よりだと思います。